子供の頃、ウツボカズラの話を理科の先生から聞いて、
植物なのにどうして自由に動き回れる虫を食べることが出来るのかがとても不思議で気持ち悪く思った思い出があります。
そして世界には11科、約550種類以上もの
食虫植物が分布している訳ですが、まず、見た目には決して美しく無く、決して観葉
植物にはなり得ない容姿のものが殆どです。
でもどうして虫を食べなければならなくなったのかはちゃんとした理由があるのです。それは虫から栄養分を取らなくてはならない位痩せた土地に生息しているからです。
勿論他の
植物と同じように日光と土の養分で栄養素を作ることは出来ますが、少々発育は悪くなるといえます。
日本で分布している物はモウセンゴケ、フサタヌキモ、ムジナモ、ミミカキグサ、イシモチソウ、コウシンソウなど約20種類以上もの種類があります。
カンボジアなど東南アジアでは、蟻が入っているウツボカズラを容器代わりに使いその中にココナツを入れて蒸し子供たちのおやつにしているという話しを聞いたことがあります。蟻の蟻酸が丁度良い味付けになって子供たちの大好物だそうです。
食虫植物は地上の物ばかりではありません。ゲンリセアやタヌキモなどは水の中に生息していてミスの中のプランクトンなどを食べるのです。虫の捕まえ方も何通りかあって粘着力で捕まえたり、甘い香りを漂わせて虫を誘き
寄せる物もあり観察を始めると非常にユニークな
植物です。
意外と近くの田んぼや畑、池や湿地帯に自生しています。夏休みの自由研究にはピッタリのテーマかも知れませんね。